以前少し？書きましたが、onesimcardは節約のため、現在はチャージせず、エストニアの番号で着信のみ可能な状態になっています(この状態は最長2年まで有効です)。
onesimcardのsimを無効にせず維持するためには最長でも2年以内に最低でも25ドルのチャージをする必要がありました(残高は10カ月有効、10カ月以内にさらにチャージすればそこから10カ月残高を繰り越すことができます)。
onesimcardは無料でも利用可能な(ネットで確認できる)留守電や、各国の電話番号をオプションでもてるなど多機能なかわりに、維持するのにもそれなりに費用がかかります。
私は他に海外chatsimというのも持っているのですが(以前アイツーさんで販売、現在は販売終了しています)、シンプルにエストニアの番号を維持するだけならこちらのほうがかなり安くすむと思います。
このsimは一回のチャージが最低10ドルからできて、1年に1度でも有料発信すればそこからまた１年有効(残高も)になるのです。もし待ち受けメインにするなら、10ドルチャージして約1年毎に1分でも発信通話すれば(日本国内発信だと55セント/分)何年も最初にチャージした分だけでもたせられるのです。【もしこのsimを通話やsms専用で使うなら、simを入れた端末は必ずデータ通信やローミングをオフにしたほうがいいです。スマホは意図しない通信などもしらずにしてしまったりするので、あっというまにチャージした残高がなくなってしまいます】
ただこのsimの本来のウリは、LINEやviberなどのSNS系のアプリの【メッセージだけなら定額で使い放題】できることなのです。ほかにwhatsappやFacebookメッセンジャーなどいろいろ対象なのですが(いずれもテキストメッセージのみ)、私はなじみがあるのはLINE、viberくらいなので他はあまり試していません。chatsim1年使い放題の設定用の番号に発信すると残高から12ドルがひかれて1年間メッセージは使い放題になります。日本国内だけならちょっと微妙な制限ですが、これがいろんな国でも定額で使い放題なので旅行などに便利だと思います(もちろんsimフリーのスマホなどで利用して、それぞれの国の周波数にあっていることが必要ですが)。
普段は安くエストニアの番号だけを維持しておいて、メッセージ使い放題を使いたくなったらチャージをして設定する(そこから1年有効)、という使い方もいいと思います。
私は今回エストニアの番号だけを維持するつもりでチャージしたのですが、久々にメッセージ使い放題にもしたくなったのでその設定も申し込みました。
注意点はsimフリースマホなどにsimを入れて、LINEなども使う場合はデータ通信やローミングもオンにするのですが、1年使い放題の設定をする前にローミングをオンにするとデータ通信が従量制でひかれ、残高がみるみる減ってしまう場合があります。私はこれでうっかり、チャージしたばかりの10ドルを使いきってしまったことがあります。
あくまで決められたアプリのテキストメッセージのみ使えるので、LINE通話などをしたいときやその他のアプリを使いたいときはwifiなどにつなぐ必要があります(海外chatsimも従量制や○MBパックなどのデータ通信もありますが、割高なので緊急用で使ったほうがいいと思います)。
いまは日本の販売店では扱ってないようですが似たものが海外のサイトから入手可能(日本にも配達可能)なようです。通話機能はなくてデータsimのみのもの、エストニアではなくイギリス番号のものや、年間の利用料がもう少し高めのものなどちがいもあるようなので、買う方はよく確認をして買うと安心だと思います。
＊(私は今回chatsimの使い放題を復活させる際に、使い勝手の悪くなったwindows phoneを使いたいと思っていました【シンプルな使い方ならかえって相性がいいと思ったのです】。けれど残念なことにLINEがwindows phoneで使えなくなってしまっていました。viberはそうでもないですが、LINEは古い端末やOSなどではけっこう対応しなくなっているようです)
＊他に最近気づいた注意点ですが、私は海外chatsimは留守電の設定をしていませんが着信した場合、電話にでなくて英語のメッセージが流れるとかけた側の通話料がひかれてしまっていました。普通は通話しなかったり圏外なら課金されないと思いますが、エストニアのモバイルへの通話料は高いのでばかにできません。毎回そうなのかたまたまかわかりませんが、かけてくれる相手には英語のアナウンスに切り替わる前に切るよう伝えておいたほうがいいかもしれません。