onesim card(PLUS)はPEN(と1sim voip)だけが私のなかでは便利な機能でした。格安でアメリカ(他)の番号を維持できて世界中で使えるので、なじみのないエストニアの番号はおまけ程度に思っていました。
onesimのマイページにログインしてみると、いろいろ便利そうなのですが英語なのであまり読まず(読めず？)に敬遠していました(ただ10カ月以内にリチャージをしないといまの残高が消えてしまうので、時々チェックする必要がありました)。留守電や転送機能も自分が使ってないのでよくわからなかったけどしっかりありました(転送はできないと思っていた…)
《マイページにログインして出るページ（Recharge SIM)の”balance”の右にある”Details”を選択すると細かいオプションを選択できます》今日なんとなくマイページの下のほうまでみてみると、【incoming viber calls】というのと【OneSimCard connect】というのが気になりました。慣れない英語ながら説明を読むと、どちらもエストニアの番号あてに無料でかけてもらえる(自分が¢20/分負担する)オプションだとわかりました。(正確には受信料+¢20/分かかります。日本やアメリカなどはエストニアの番号での着信は無料なので¢20/分だけかかります。もし着信が有料の国で着信するとこの分がプラスされます)
＊以下、viber、connectと略します
connectのほうはsmsも無料送信できて、受信側(自分)も課金されません(アメリカ番号などのPENはsms受信も課金されます)
どちらの方法も相手側にアプリのインストールなどが必要になります(あとインターネット接続もです←発信側はIP電話でかけるような形になります)。すでにviberを使っている人なら(チャージ0でも)そのまま使えます。viberの場合は普通にviber outを使う手順と一緒ですが、+372(エストニアの国番号)のあとに800をいれて、そのあと残りの番号を入力します。例えば+37212345678という番号のonesimユーザーにかける場合、+37280012345678とviberからダイヤルします。これだけでviberから発信した人は無料で、受けたonesimユーザーは¢20/分で通話できます(きちんとviberで認証した電話番号が通知されました)
追記》同じかけ方でskypeからも無料発信できることがわかりました。ただskypeの場合は+372372800と通知されてしまいます。
connectのほうは1sim connectというアプリを発信側がインストールします(ios、android版あり)。設定で相手のonesimのエストニアの番号、(通知したい)自分の電話番号、自分の氏名を登録します。自分の番号は日本のでもアメリカのでも登録、通知できましたが例えば2桁の数字など架空のものは登録できませんでした(登録時に認証は必要なく、入力するだけです)
このアプリからonesimあてに通話、メールを発信すると完全無料で使えます。viberと同じで受信側(自分)が¢20/分課金されてsmsは受信も無料です。
ただsmsは送信、受信ともに日本の端末でも英語の文字でしか送れませんでした(日本語はダメ、1sim voipのほうはokでしたが…)
受信側に+¢20/分課金されるのはアメリカの番号などPENで受信した場合と同じです。IP電話である1sim voipでの受信はもっと安くなります。
エストニア携帯への発信は安いものでskype outが31円/分、viber outで¢28/分かかります。アメリカ番号への発信は安い手段がたくさんあるし、1sim voipで受ければ受信料も格安なのでどちらが得とはいい難いかもしれません。
でも相手に国際通話料や送信料を負担させたくない人、わざわざPENを取得しないでエストニアの番号だけでシンプルに使いたい人などには便利な方法ではないかなと思います。
注意:viber、connectどちらの方法も、自分がonesim card のマイページでこのオプションをアクティブにしておく必要があります。
《My Onesimというアプリをインストールしてログインしておくと管理が簡単です。Extra Optionsからviber～などを簡単にオンオフできます》
{注意}viberなどをオンにすると、1sim voip（IP電話）はオフラインになってしまいます。viberなどの発信者無料のオプションと1sim voipは同時使用（設定）できないかもしれません。(ちがうタイミングで試したらオンラインになって、viberやconnectを有効にしていても1sim voipも使えました）