キアヌ おめでとうございます。幸せな53歳をすごせますように。ハリウッドスターは皆若々しいけど、なかでもキアヌは不思議なほど若いですね。
もともとシャイなかんじなので歳を重ねたらしぶいおちついたかんじになるかと思ったら、年々おちゃめさが増していって(~_~;)、昔は超絶美青年、いまはかわいらしい!?印象が強くなった気が…。でもにじみでる人のよさは全然かわらず、キアヌを俳優としてよりも、人として好きな人が(とくに日本では)多い気がして、とてもうれしいです。
ところでキアヌとは関係ないのですが、評価がものすごく割れてる映画、【打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?】を見てみました。
(ネタバレいろいろ書いてしまうと思います。)
どうやらオタク受けがよさそうな映画?という評価もあって私ははまれそうな予感、そして案の定とても気に入りました。実写版を予習としてはじめてちゃんとみましたが、こちらは特に難解なこともありませんでした。AとBそれぞれを選んだ場合の物語がえがかれているようなかんじでした。
これが今回のアニメ映画のほうは、何通りもでてくるかんじになるのです。前半は実写版をほぼ忠実にたどっているのですが(もしも玉?の登場を除いては…)、後半アレンジしまくりで、どれが現実でどれが想像?なのかわかりにくくなってきてみてると混乱してきます。けれど確かなのは、典道がもしも玉を使ってその日の行動をやりなおすたび、なずなの希望していること(母からの逃亡)の実現に近づいてゆきます。
最後は私はハッピーエンドだと思うのですが…。最後典道やなずなは死んでしまったのではないか?という見方もあるようですね。
それでは悲しいのでちがうと思いたいですが、私の中で最大の疑問シーン、なずなのお父さんが一年前にもしも玉をにぎったまま海で亡くなってるのを考えると、その可能性もあるかも?と考えてしまいます。
とにかく頭がフル回転させられます。たしかにこのタイプの映画は、とにかくわけがわからずつまらないか、いかようにもとらえられておもしろい、と思えるか、はっきりわかれるだろうなと思いました。
私的には広瀬すずさんの歌声もすごい収穫でした。愛の逃避行?の最中に瑠璃色の地球を歌うのですが、映像のきれいさと相まって、幻想的でよかったです。
ただこのシーンも、なぜあの場で突然歌いだすのか、さっぱりわからないと感じる人もいるようです(~_~;)
とにかく新ジャンルのおもしろい映画だなとかんじました。君の名は。と同じ川村元気プロデューサーで、二番煎じ的なら嫌だと思ったけど、見事なまでに別物でした(~_~;)