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キアヌと彼のバイク会社のことや、自分の興味のあることを気ままに書いています。

あっという間の87分

やっと『おとなの恋は、まわり道』をみてきました。雑用があって初日にみれず、映画のサービスデーにみようか迷ったけどそれまで待てるはずもなく…。キアヌとウィノナ・ライダー2人だけの会話が続くということで、いくらキアヌ好きの私でも楽しめないかも…と考えたけど心配無用、とても面白かったです。

普通なら心の中だけで考えるようなことをすべて口に出してしまうフランク(キアヌ)とリンジー(ウィノナ)。裏表がなさすぎて、まわりの人達からはまちがいなくドン引きされるキャラクターだと思います。でも私のような人間不信になってたり周囲にうまく溶けこめないタイプの人間からすると、けっこう〈あるある〉な会話(思考回路)が出てきます。

*以下、ネタバレ注意です↓↓

フランクのセリフで、『自分は生まれてしまったからなるべく長生きしたいけど(どんなに人生がつまらなくても)、自分の子供にはそんな思いさせたくないからつくる(産む)べきではない』みたいなものがあります。

矛盾しているようですが、とてもその心理は分かります。フランクと同じように毒づきながらも、でも人生への希望は捨てていないというリンジーに対してフランクはそんなのは無駄だという態度ですが、フランクもなかなかに生への執着を持っています。

小説などでもずっと第三者の視点から客観的に語られるものもあれば、主人公がずっと独白的に、主観が語られ続けるものもあります。この映画は2人の会話ではありますが、ずっと誰かの心の内とその変化をみせられているような感じがします。それだけフランクとリンジーの価値観が似ていて、最初反発しあう2人が最後には惹かれあうのも当然という気がします。

初共演の『ドラキュラ』のときには2人とも上品な役というか、美男美女にふさわしいキャラクターを演じていましたが、今回のは対照的で飾らなすぎる2人でしたが、人間味にあふれていてとても楽しめました。そういえば最近特にアクションものが多いキアヌだから、こんなにたくさんのセリフを聞けたのは久しぶり(というより初めて?)な気がします。そういう面でもキアヌやウィノナ・ライダー ファンにとってはありがたい映画ではないかと思います。

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