東京国際映画祭ではチケットが売り切れで観れなかったので、公開をまちわびていました。パンフレットも売り切れのところもあるようですが、無事買えました。
完全にキアヌめあてで、話はあまり期待していませんでしたが…映画自体もとても見ごたえがありました。
どなたかも書いてましたが、女同士の競争や、妄想がいりまじる狂気的なシーンは、ブラックスワンがうかびました。
そしてキアヌ、ギフト時のような嫌な役を、生き生きと？演じていました(^_^;) 実際のキアヌは善人そのものですが、時々映画でみれるダークキアヌも、私はけっこう好きです(結局キアヌならなんでもいいんですね(*^^*)
でもかなり悪人のはずのキアヌが甘く感じてしまう、次元のちがうこわさ…本物の悪魔はレベルがちがいました(>_<)
といってもタイトルのデーモンは誰か特定の人ではなく、美の世界にとりつかれた人に巣食う心の闇かな？ととらえましたが…
エンディングの曲がおもいのほかさわやかで、私は逆にこわくなってしまいました。
ファッション業界などまるでわからない私がみても大丈夫かなと思いましたが、ホラー映画として十分傑作でした。いろいろな見方を味わえる映画だと思います。